行政と民間、そして非営利組織
わたしはNPO法人の運営や障害福祉サービスの提供を10年以上してきているためか、制度設計した国にすべきような非難やクレームを、インスタントにわたしにぶつけている?と感じることが往々にある。
行政は法律に則って運営されているといわれるが、「杓子定規」と揶揄されるように、法解釈は「紋切り型(ステレオタイプ)」のように見受けられる場合はある。
そういう行政に対して、冷たく感じるのは、日本だけでなく、ドイツ語の単語でも、「役人のように冷たい」という言葉があるくらい、世界どこでも一般的な現象かも知れない。
極端な件だと、その判断で目の前の優良な業者の資金繰りに待ったをかけるようになっても、何の弁明を聞くことも通告もなく、淡々とやられる場合が頻々とある。それなら「冷たすぎる」と呼ぶべきだとはわたしも思う。
しかし、わたしたちが一旦行政組織の中に入ってしまい、「改革」しようとすると、たちまち孤立して、業務に支障を来しそうだ。
民間は民間で、法規制がないと、とことん利益追求に勤しむのはもはや当然の理であって、この両輪のはざまにいるようなのが非営利組織なのかも知れないとわたしは考えている。
「非難」「クレーム」は、では、何の意味もないのか?と考えると、現状の解決策が見当たらないからそのようなかたちになるのであって、「これ何とかしてよ」という切実さ、明らかには言えないし、ご本人には意識もされていないのかも知れないのだけれど、心の奥底からの叫びなのかも知れないと、よく深夜の「事務所」で反芻することがある。
わたしは、現状から脱出する解決策は何かを考えはするものの、表面上のサービス提供者である以上の存在は示さず、その意識が言動を若干”オーバー”にしている可能性はある。
あるいは、隣の芝生を青くばかり見せる「脱出志向」そのものを検証してみたり(視野を広げることや実際の被害から逃れることは否まないけれど)、いつまでも脱出の繰り返しを望むばかりでは、適応していないだけに思えてくる。
言っていることがその場とは関係なかったり直接ではない場合は、その場に適切な表現をできるようにご自分でもある程度は練磨するしかないのでしょう・・・
