アップル・シードに入って①
※この記事は、ご本人の掲載許可の下、性別やお名前など一切分からないように記しています。
生活保護受給者が集団で暮らす愛知県内の救護施設からのご依頼で、精神疾患の一つである統合失調症を持つ方が、グループホーム入居と就労支援通所の受け入れは可能かとお尋ねがあったのは、もう何年も前のことでした。
アップル・シードのグループホーム「ハウス・シェアード」への入居体験と就労支援事業所「ジョブ・シェアード」への通所体験を済まし、「とにかく自由が欲しい」との思いが強いその方は、体験したハウス・シェアードとジョブ・シェアードに移って来られました。
その方は、ハウス・シェアードでは、当初、「誰かに見られているのでは?」という被害念慮が強く出ていましたが、通所の就労支援事業所では、黙々と正確に作業をされる姿が印象的でした。
さらに強く自由や一人暮らしを求めるあまり、被害念慮を強めることはありましたが、ハウス・シェアードの本体住居ほど近くにサテライト型住居をアップル・シードが創設するとすぐに入居希望されました。
サテライト型住居への入居は3年の年限がありますが、その方は3年も経ずに一人暮らしを希望され、精神科の主治医の意見もあり、訪問看護を付けることなどを条件に、慣れたアップル・シードのジョブ・シェアードにも通い続けることで、名古屋市内での一人暮らしをスタートさせました。
アンブレラをスタートしたアップル・シードの相談支援ができるや否や、それまで担当して下さっていた守山区にある相談支援事業所さんは、ご本人の意思確認をしてアンブレラにお引き継ぎ下さりました。ちなみに、先ほどの訪看さん(訪問看護のこと)を紹介下さったのもこの相談支援事業所さんです。
その方は、名古屋市内での一人暮らしを成功させ、次にはパソコン作業の就労支援も受けるようになり、事業所さんから作業の厚い信頼を得るようになっています。いまも障害者枠の一般就労に向けて、その事業所でがんばってパソコンなどの作業をしています。
なお、アップル・シードのジョブ・シェアードでは、地域の民間企業さんやお役所さんの仕事を請け負い、いまは、将来を考える利用者さんのためにもパソコン作業を取り入れ、近い未来のA型事業所や一般就労に向けて、みな勤しんでいます!
