感情労働について
「感情労働」という語は、さまざまな労働現場において使用できる言葉と考えられますが、福祉・介護の現場でも、自分が思った感情を生のままにして接していては虐待などとなってしまうため、自己の感情を、ある程度は抑制や調整することが求められます。そのため、福祉・介護の現場でも、ある種の「感情労働」は求められると言えます。
感情労働において、わがまま過ぎたり人権意識がない労働者は別として、過度な正負の感情コントロールを強いられることはストレスともなり、健康上良くないでしょう。
利用者さんと労働者の性格が合う合わないもあるでしょうし、本人が自己判断で本当に大丈夫と思っていても、もう耐え過ぎている場合もあるでしょうから、管理側の人間が気がついて、配置や入れ替えなどを配慮しないといけないのだと思います。
先にも少し記しましたが、感情労働は、各人の「気の持ちよう」という次元を超えて、虐待やメンタルヘルスの問題などにも発展する場合もあるので、軽く考え過ぎず、機敏に行動できるようにしていたいですね。
そしてそのためには、「新しい感覚」も取り入れていたいですし、自分はもう大丈夫と過信せず、研修を受けたり知識をアップデートして、自他をないがしろにせず、尊重する気持ちを持ち続けたいものです。
